「野の花司」は銀座松屋デパートの裏にある山野草の専門店です。
銀座にこんな場所が?と驚くようなこじんまりとした落ち着いた雰囲気のカフェです。
オススメは【空也最中とお抹茶】820円
「スペース司」というギャラリーも併設されています。
東京都中央区銀座3-7-21
野の花司は、野草・茶花の専門店です。
畑や温室で栽培された花にはない、曲がっていたり、かぼそかったりする野の花ばかりを集めました。
子供の頃、野に山に庭に咲いていた花、なかなか手に入らない珍しい花など50種類をこえる花々、枝ものが揃っています。
また、山野草の鉢、苗、寄せ植えなど取り揃えております。
「空也最中」とは
明治17年に上野池之端で開業したのが「空也」です。
戦災に遭い、昭和24年に現在の銀座6丁目並木通りに移転しました。
屋号は、初代が関東空也衆のお一人で、そのお仲間の援助で「最中」を主として菓子店を始めたことから、空也念仏にちなんで「空也(くうや)」としたのだそうです。
包みを開けると、何とも香ばしい香りが漂います。
空也最中は、空也念仏が鉢や瓢箪、鉦(かね)などを叩きながら念仏を唱えて踊り歩くのに因んで瓢箪(ひょうたん)の形になっているのだとか言われています。
自宅用に詰めていただいた箱を開けると、2つずつ重ねた状態でひょうたん型の空也もなかが整列しています。
空也最中の特徴でもある焦がし皮。
初期の頃は、焦がし皮ではなかったのだそうですが、初代が友人の九代目団十郎を訪ねた時、最中を火鉢でさっと炙って出してくれたのだそう。
その炙った最中がとても香ばしくて美味しかったので、そこにヒントを得て、焦がした皮の最中を売り出したとのことです。
それ以降、この焦し皮の最中が評判となって、今に至っています。
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