「ありがとう」という感謝の気持ちは記録として残るメールや手紙を使おう
再生されて繰り返し効果があります。
以下、岩井俊憲氏の「人間関係が楽になるアドラーの教え」からの引用です。
・「ありがとう」はメールで送ろう
このように離婚危機を迎えた夫婦にとっても、感謝は関係を好転させる大きな力をもっています。
直接感謝の言葉を口にするのももちろんいいですが、メールや手紙など、記録として残る方法で感謝を伝えると、何度も読み返され、相手のなかで感謝のメッセージが繰り返し再生される効果があります。
また、感謝には、自分が感謝すると相手からも感謝されるというブーメラン効果があります。
感謝されて文句やクレームを言う人はいないはずです。
私たち日本人は、感謝を口にするのが苦手な傾向にあります。
たとえば、あなたが扉の閉まりかけたエレベーターに、急いで飛び乗ろうとする場面を思い浮かべてください。
誰かが「開」ボタンを押して待ってくれていたら、私たちはとっさに「すみません」と言ってしまいがちです。
けれども、これは感謝ではなくて謝罪を伝える言葉です。
ついつい、「すみません」と言ってしまったときでも、「ありがとうございます」の一言を付け加えればよいのです。
謝罪だけのときよりも、謝罪プラス感謝を伝えたときのほうが、相手を大きく勇気づけます。
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